MAZDA CX-5 ポリメタルグレーメタリック生産数最新版考察 希少価値は?
MAZDA CX-5 ポリメタルグレーメタリックを契約してから1ヶ月が経とうとしています。
納車予定は8月のお盆前になるんじゃないかとディーラーの方から言われているんですけど、今か今かと待っています。
以前、cx-5のポリメタルグレーメタリックのカラーは5/28から受付開始という間違ったアナウンスをしてしまったんですけども、これがあながち間違いとも言い切れないくらいの状況なのではないかと思いまして今回発信しました。
Cx-5のポリメタルグレーメタリックのカラーは実際は昨年2019年12月12日のマツダオフィシャルサイトにて発表され、2020年1月17日より発売が開始されました。なので正確に言うと7月現在では約半年経ったという事になります。
ですから、まだほとんど誰も乗っていないという事ではなくなるんですが、契約してから1ヶ月。
納車までは今、プジョー307ccカブリオレに乗っているんですが、走っていてCX-5のポリメタルグレーメタリックは1台も見た事がありません。
CX-5ならまだしもMAZDA3などCX-5より先に発売されている車種ですら見た事がありません。いったいどこに走っているの?というくらいです。
もちろんyoutubeなどでポリメタルグレーメタリックのレビュー動画を上げている方がいらっしゃるんので確かに存在はするんでしょうけど、私は東京都内に住んでいるのに実際に1台も出くわさないというのはさすがにおかしいなと思っていました。
そこで東京都内でポリメタルグレーメタリックのCX-5を契約した人はいったいどのくらいいるんだろうかという疑問を持つようになったので、今回、この事について調べてみることにしました。
調べていくと、1/17に発売されたポリメタルグレーメタリックのCX-5の台数はどこにも出ていませんでした。
では、推測してみようと思い次のデータから数を割り出してみました。
まずはじめが、つい先日、2020年6月29日にマツダオフシャルサイトのニュースリリースで発表された内容。
「マツダ、2020年5月の生産・販売状況について(速報)」という記事です。そこからさかのぼるんですが、これは4月、3月、2月、1月と毎月発表されていて、ここに国内生産数、そして主要車種実績としてCX-5の生産数が書かれていますのでこれをまとめました。
これでポリメタルグレーメタリックが発売になってからのCX-5の生産台数は分かるんですが、ここにはポリメタルグレーメタリックの生産台数は書かれていないので他の記事を参考に台数を推測していきたいと思います。
それが、この記事で「MAZDA CX-30」の受注が好調」というものです。
この記事では2019年10月24日に発売して2ヶ月で受注台数が12,346台となったことが書かれています。
その他には上品なブラウンの内装に白と黒の2つの本革シートを組み合わせ、上質さを際立たせた「Lパッケージ」が36%、先進の安全装備と快適装備を充実させた「プロアクティブ ツーリングセレクション」が48%になった事が書いてあります。
そしてボディーカラーのことがここに書いてあるんですがソウルレッドクリスタルメタリックが25%、そしてポリメタルグレーメタリックが18%という記事が出ていました。
当然ながらCX-5とCX-30、車種は違うんですがこの車種の規格が近くて、発売開始時期がCX-30は10月24日、CX-5が翌年1/17となるとかなり条件は近いと思いますので、出たての新色をオススメするディーラーさん側の営業の力の入れ方にも大きな差は出ないと思いますのでこのデータをCX-5の台数計算に使わせていただいて、推測していきたいと思います。
それをまとめたエクセルをご覧ください。
結論から先に言いますが、2020年1月17日から発売されたCX-5のポリメタルグレーメタリックの生産数予測は912台という結果になりました。
これが少ないのか、多いのかも含めてお話していきたいと思います。
まず、中央のグラフの右上に赤枠で検証した数字を用意してありますのでご覧ください。
発売が開始された1月から5月のデータがまとまっています。
これは先ほども言いましたが、マツダオフィシャルサイトで発表されている数字を主に使用していますので信頼度は高いと思っていただいて結構です。
全体という部分ですが、これはマツダ車全体の月間生産数を表しています。
1月8万、2月7.5万、3月7.2万、4月1.1万、5月1.3万という推移です。これをみるだけでも新型コロナウィルスの影響が大きかった事がよくわかります。
次に、そのうちCX-5は何台生産されたのかの数字を見ていきましょう、1月に34,000台だったものが5月には2,000台まで減ってしまっています。率にして6.5%、-93.5%の生産数となっています。
ここから先ほど紹介したMAZDA3の販売が好調だという記事にあったポリメタルグレーメタリックの生産数は18%だったという数字をかけてみると、1月から5月での予測数値は18,000台となるわけです。
この18,000台という数字は国内生産数ですから全国を表します。
ここに私が疑問に思った、「東京都ではいったいどのくらいポリメタルグレーメタリックが走っているんだろうか」という事を検証するために、都道府県別の車の保有数からその比率を使って予測することにしました。
このデータはどこから持ってきたのかというと、一般財団法人自動車検査登録情報協会、自検協に掲載されているデータから割り出しましたのでこちらも信頼性が高いといってよいでしょう。本当は都道府県別保有率ではなく都道府県別新車登録数から割り出す比率が欲しかったんですが、そのデータはなかったので、保有率から考えることにしました。
このデータは非常に面白かったのでご興味ある方はご覧になってみてください。
もし、自分の都道府県でポリメタルグレーメタリックの契約数を調べたいと思ったときに、私の考え方に賛同していただけるのであれば、計算してみるのもいいかもしれません。
では、グラフに戻りますが、東京都の乗用車の保有率は5.07%でした。
ですのでポリメタルグレーメタリック生産数にこの値をかけると合計912台という結果に至ったわけです。
いかがでしょうか?多いでしょうか、少ないでしょうか?これはこの912台という数字を見ると私は一瞬多いかなと思いました。ここ1ヶ月都内を走っていて、1台のポリメタルグレーメタリックにも出会わなかったのに、数字上では約1,000台走っているという予測数値が出たわけですからなんとも不思議な気持ちになりました。
ですが、ここで東京都の人口に対して比率はどんなもんだろうかということを考えてみると、東京都の人口は1,400万人ですから、そこから見ると0.007%という数字になってしまうわけです。
つまり、東京都内で0.007%しかいない人に偶然に会いに行こうということを成立させられるかというと、これはほぼ無理だと思います。こうしてみると相当に難しいことなんだなということで合点がいきました。
なので、私はここ1ヶ月、偶然にはポリメタルグレーメタリックのCX-5には会えなくて当然なんだなということで私の疑問は解消されたということになります。
私は今回、このCX-5のポリメタルグレーメタリックを選んだ理由は5/28に発売開始されたので誰も乗っていないという間違った理由で選んでしまった部分があるのですが、なんとか今回の考察でこの希少性は自分自身納得のいく数値が出ましたので大変に満足です。
この考察をしていなければ納車された時にちょっと満足度が落ちたと思います。
なのでこれは本当に自分自身のための考察ですが、少しでも皆さんが面白いと思っていただければよいと思います。